ふわり鑑定所 › タロット › タロットを学ぶ › タロット日記の書き方 ─ 続く人がやっている3行の形
さきに、答えを
タロット日記は、三行で足ります。一行目に札の名前、二行目に朝の一言、三行目に夜の答え合わせ。続かない人のほとんどは、書きすぎています。三行なら三分で終わり、ひと月後に読み返すと、札の偏りより自分の一言の偏りのほうがよく見えます。月夜のこよみの日記と月末まとめも、この三行を元に作ってあります。
三行で足ります
タロット日記の形は、一つしか案内しません。札の名前。朝の一言。夜の答え合わせ。この三行です。
たとえば、こう書きます。「隠者。今日は人と離れて考えたい。夜、結局ひとりで帰って、駅までの道で答えが出た」。これで一日分です。解説の文も、絵の説明も、札の意味の暗記も、ここには書きません。書くのは、あなたの暮らしに起きたことだけです。
三行の例をもう一つ。「カップの2。今日は人と話したい。夜、話せなかったけれど、話したい人の名前が分かった」。答え合わせは、起きたことだけでなく、分かったことでもかまいません。
三行目に、札の名前をもう一度書く必要はありません。札は一行目にあります。三行目は、今日のあなたの側のことだけを書く場所です。
続かない理由は、たいてい一つ
日記が続かないのは、意志が弱いからではなく、一日の量が多すぎるからのようです。初日に半頁書くと、二日目は半頁書かなければいけない氣がして、三日目に手が止まります。
三行の形は、この落とし穴をふさぐために決めました。日記の長さは、いちばん疲れている日に書ける量に合わせます。元氣な日に長く書きたくなっても、三行で止めてみてください。書き足りない氣持ちは、翌日の朝の一言に回せます。続いた先にあるものは、長い一日分ではなく、短い三十日分です。
書きすぎを防ぐために、ことはは行数ではなく「句点の数」で区切っています。一行に句点は一つ。句点を二つ打ちたくなったら、二つ目は翌日に回す。この決まりだけで、日記は十年続く長さになります。
夜の一行が、日記の芯
三行のうち、いちばん大切なのは三行目です。朝の札と一言は、まだ「予想」の側にあります。夜の一行で、札が暮らしのどこに重なったかが決まります。
重ならなかった日は、「重ならなかった」と書いてください。ペンタクルの8の絵には、ひとつずつ金貨を仕上げていく職人の姿があります。日記も同じで、よく出来た日だけを残すと、ひと月後に読み返す材料が足りなくなります。重ならなかった日の記録が、あとで「自分がどんな問いを立てやすいか」を教えてくれます。
夜の一行を書く時間を、寝る前の最後にするか、夕食のあとにするかで、中身が変わります。寝る前は反省が混ざり、夕食のあとは出来事が残ります。ことはは夕食のあとを選んでいます。反省は、月の読み返しのときで足ります。
答え合わせの一行に、朝の自分への返事を書く日があってもかまいません。「朝は人と離れたいと書いたけれど、夜は人と話せてよかった」。朝と夜の自分が食い違う日は、日記のいちばん面白い日で、札はその食い違いの、ちょうど真ん中に置かれています。
月ごとに読み返すと、見えるもの
ひと月分を読み返すとき、札の種類を数える人が多いのですが、ことはが先に見るのは二行目です。朝の一言に、同じ言葉が何度出ているか。「疲れた」が八回、「待っている」が五回。この偏りが、その月の氣がかりの場所を示しています。
札はばらばらに出ていても、一言は偏ります。そして、一言が偏っている月は、札の読みもその一言に引き寄せられています。これに氣づけるのは、三行の日記を一度に見渡したときだけです。読み返しは、月のはじめの静かな時間がよく合います。
読み返しのときに、一言の中の名前を数えてみるのも一つです。同じ人の名前が何度も出る月、誰の名前も出ない月。どちらも、札の種類より正直に、その月の心の居場所を示しています。
読み返しのあとに、来月の自分へ一行だけ残しておくのも、こよみの今月の振り返りの欄がよく合います。よく出た札、月の一枚がいちばんはっきり現れた日、来月に持ち越すこと。この三つのどれか一つで足ります。
月夜のこよみの、月末まとめ
月夜のこよみでは、毎日の一枚とともに、その日の空(氣分)と一言、長い日記を残せます。月末には、ひと月の今日の一枚が七列のこよみに並び、ひらいた日数、多かった札の組についての一言、その月の日記の最後の一言が、一枚のまとめ画像になります。紙の手帳でこれをするには書き写す手間がかかりますが、こよみではその手間を省いてあります。
月末のまとめを見るときの順番も、同じです。札を数える前に、日記の一言を一列に読み返す。それから、多かった札の絵を思い出す。ひと月の自分の見え方が、そこに一枚の絵のように残ります。
まとめ画像は、保存しても、誰かに送っても、そのままにしてもかまいません。生年月日や日記の本文は画像に入らず、札の並びと、型の名前と、最後の一言だけが残ります。ひと月の自分を、札の並びとして眺める時間が、翌月の朝の一言を少し変えます。
今日から始めるなら
特別なノートはいりません。手帳の一日のマス、スマートフォンのメモ、月夜のこよみの日記。どれでも、三行が入る場所なら十分です。
今日の札を引いていないなら、引かなくてもかまいません。今日はまず、「今日、札を引いていたら、何と書いていただろう」を一行だけ書いてみてください。それが、明日の朝の一言の下書きになります。
書く場所より、書く時刻を決めるほうが続きます。歯をみがいたあと、湯船から出たあと。すでにある習慣の直後に三行を置くと、日記のために時間を作る必要がなくなります。
この頁に出てきた札
よくある質問
日記に逆位置は書き分けますか
書き分けるなら、札の名前の横に「逆」と一字だけ添えます。それ以上は書かなくて大丈夫です。読み返したときに出方の違いが分かれば足ります。
書き忘れた日は、あとから埋めたほうがいいですか
埋めなくてかまいません。空いたマスも記録です。空きが続く週は、暮らしのほうが忙しかった週で、それもひと月の見え方の一部です。
月夜のこよみの日記は、紙の手帳と併用できますか
できます。こよみは札と一言と月末まとめを受け持ち、紙には夜の答え合わせだけを書く人もいます。二か所に分かれても、三行の形は保てます。
この頁の文は、ことはの名義で、AIの補助を使って書き、鑑定士が順に確認しています。札の意味や読みは、ことはのタロット・月夜のこよみの文と同じ考え方で書いています。占いは氣持ちの整理のためのもので、医療・法律・お金の判断の代わりにはなりません。
隠者
ペンタクルの8