
今日のあなたへ
行きたい方向は、もう心の中で決まっている時です。ただ、まだ動いてはいません。高い欄干から海を眺めるように、見晴らしのよい場所で、次の一手を考えています。
この一枚が見せているのは、選ぶ前の広さです。どこへでも行ける時ほど、決めにくくなります。情熱に行き先の名前をつけると、道は細くなり、そのぶん進めるようになります。
今日は、行き先の候補を三つまで書き出して、そのうち一つに丸をつけてみてください。丸をつけるだけで、まだ出発はしなくて大丈夫です。
たとえば
たとえば、何でも作れる冷蔵庫の前で、献立が決まらずに立ち尽くす。「今夜は鍋」と決めた瞬間、手が動きだします。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- その人への近づき方を、何通りも思い描いているところです。どれも良い道です。今日は、そのうちの一本を選ぶことだけを、一歩に数えて構いません。
- 仕事
- やりたい企画や進みたい方向が、いくつも並んで見えている時です。全部を追うと、どれも薄くなります。一番熱の高いものに名前をつけて、まわりに話すのは、その一つだけで構いません。
- 人間関係
- 離れて暮らす家族や旧友に、会いに行くか、電話にするかで迷って、日が過ぎています。どれを選んでも、届く氣持ちは同じです。手段を一つ決めるところまでを、今日の分にして大丈夫です。
- 自分のこと
- 将来こうなりたい、が三つも四つもあって、どれも本氣で、どれにも足を踏み出せていません。全部を持っていて構いません。順番の先頭だけを、今年は決めてみてください。
逆位置で出たとき
行き先はもう見えているのに、欄干から離れられずにいます。眺めている時間が長くなって、選ぶことそのものが遠のいている。あるいは、決めたつもりのまま、心の中だけで何度も出発している。見晴らしのよさが、足を止める理由になっています。候補を減らすより、今日は欄干から一歩だけ離れてみてください。
- 恋愛で
- 氣持ちの向きはあるのに、動く前の時間が長引いているようです。お相手の側に出たなら、眺めたまま決めかねているのかもしれません。あなたの一行を先に書いてみてください。
絵からのヒント
- 手のひらの上の地球
- 行きたい場所は、もう手の中で回っています
- 一本は手に、一本は欄干に
- 持って行く杖と、ここに残す杖。二本で選ぶ形です
- 海の上の低い太陽と港の町
- 見晴らしはよく、船はまだ出ていません
- 欄干にとまるシマエナガのつむぎ
- 急かさずに、隣で同じ景色を見ていてくれます
眺めている先は決まっている。あとは、名前をつけるだけ
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。