
今日のあなたへ
何かを始めたくて、胸の奥がそわそわしている時です。理由はうまく言えなくても、心のどこかにぽっと火がついて、その熱が体まで届きはじめています。
この一枚は、火のついた瞬間を描いています。まだ形も計画もありません。始まりに要るのは、準備の量より、火がついたという事実です。炎と若葉は、同じ杖の上で育ちます。
今日は、その火を誰かに話すより先に、自分で確かめてみてください。「やってみたい」と一度、口に出すだけで足ります。
たとえば
たとえば、なぜか惹かれた本を、役に立つかどうかを考える前に手に取る。理由は、読みながら見つかります。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 好きかもしれない、と氣づいたばかりです。本物かどうかを決めるより先に、その人の話を聞いている時の自分の顔を、一度思い出してみてください。
- 仕事
- 新しい仕事の話に、条件を聞く前から胸が動いています。向いているかどうかは、動きながら分かるものです。今日は、興味がある、とだけ相手に伝えておくと十分です。
- 人間関係
- 新しく知り合った人に、もっと話してみたいと感じています。仲良くなれるかは、まだ誰にも分かりません。「またお話ししたいです」の一言は、その分からなさのまま渡して大丈夫です。
- 自分のこと
- やりたいことが浮かんだあとで、続けられるだろうか、と自分に問いつめている時です。続くかどうかは、始めてからの話です。今日は、始めた人の側に立ってみてください。
逆位置で出たとき
火はついています。ただ、まだ小さくて、風が吹くたびに消えそうに揺れています。やりたい氣持ちはあるのに一歩目が出ない、あるいは、ついたはずの火を自分で疑っている。この火は、まだ薪の要る火です。大きくしようと焦るより、今日は火の近くにいる時間を、少しだけ長くしてみてください。
- 恋愛で
- 恋の火は、まだ本人にも名前のつかない温度かもしれません。お相手の側に出たなら、消えたのではなく育つ前の火と読めます。あなたの火の世話を、先にしてみてください。
絵からのヒント
- 炎を宿した一本の杖
- 葉と火が同じ一本についています。燃えながら育つ始まり
- 空を見上げる笑顔
- まだ何も始まっていないのに、もう嬉しい。火がついた合図
- 山の向こうの朝の光
- 行き先はまだ遠くても、光る方角だけは見えています
- 花の中を飛ぶシマエナガのつむぎ
- 最初の一歩を、少し先で見ていてくれます
火がついたその時が、いちばん確かな始まりです
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。