
今日のあなたへ
「もうダメかもしれない」。そんな暗闇の中にいるなら、一筋の光の差す方向を、この一枚は指しています。
つらかった氣持ちを、無理に抱えたままにしなくて大丈夫です。水に流すように、ゆるゆるとほどいてあげる時です。恨みや悔しさを手放すと、ふしぎと人生が動きはじめたりします。
星は、雲に隠れて見えない時も、変わらずそこで光っています。見えない日があっても、星が消えたわけではありません。顔を上げた時に、いつでも見つけられる場所にあります。
たとえば
たとえば、握りしめていた氷が、手を開いたとたん水になって指の間から流れていく。手放し方は、それで十分です。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 前の恋の一言を、いまのお相手にも当てはめて身構えている場面です。あの言葉を言ったのは、この人ではありません。その一言だけ、手から離してみてください。素直さは、そのぶん戻ります。
- 仕事
- 評価の場で言われた一言や、うまくいかなかった一件を、まだ胸に抱えている時です。「悔しかった」と、一度だけ口に出して認めてみてください。認めたあとの机は、少し軽くなっています。
- 人間関係
- 身近な人に「してもらえなかったこと」を、いまも数えている場面です。数えるほど、壺の水は重くなります。今日は数える手を止めて、いま持っているもののほうを一つ見るだけで十分です。
- 自分のこと
- 報われないと感じる日が続いて、希望を持つのがこわくなっているところです。戻ってくる順番は、結果より先に、心の落ち着きです。今日は小さくほどけたことを、自分に報告してみてください。
逆位置で出たとき
星が雲に隠れて、希望を信じる力が細くなっています。流すはずの水を壺にためこんだまま、顔を上げられずにいるのかもしれません。あるいは期待だけが先に膨らんで、足もとの湖が見えていないこともあります。星は見えない夜も、同じ場所で光っています。今日は小さく信じられることを、ひとつ数えてみてください。
- 恋愛で
- 素直になりたいのに、ためこんだものの出口が見えないようです。お相手の側に出たなら、張りつめたものをほどけずにいる姿に映ります。あなたの飾らない一言を先に置いて大丈夫です。
絵からのヒント
- 壺から湖へそそがれる、光の水
- 流しているのは、ためこんできた感情そのもの
- 水面へ伸ばした指先
- 流したあとに、はじめて触れる静けさ
- 空にひとつ輝く、大きな星
- 雲に隠れる日も、変わらずそこにあります
- 湖にまっすぐ落ちる光の道
- 顔を上げれば、もう道になっています
願いが叶うカードではありません。そそぎ切った、その先へ。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。