
今日のあなたへ
はげしい変化のあとの、おだやかな時間が流れています。今は大きく動くよりも、整えていく時です。
節制という言葉は、もともと強いお酒を水で割って、ちょうどいい濃さにすることでした。学んできたことと目の前の現実を、少しずつ混ぜ合わせてみてください。かたよっていた感情も、ちょうどよいところで折り合いがついていきます。
派手さはありませんが、淡々とした積み重ねで育った幸せは、そう簡単には消えません。
たとえば
たとえば、濃すぎたコーヒーに、少しだけお湯を足してちょうどよくする。今日はその手つきで一日を割っていく日です。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 伝えたいことが多くて、一度に全部を注ぎたくなる場面です。熱を薄める必要はありません。今日は一杯ぶんだけ渡して、残りは次にとっておいて大丈夫です。長く続く濃さは、そうやって育ちます。
- 仕事
- 新しく学んだ方法と、職場に昔からあるやり方が、うまく混ざらずにいます。正しいほうへ一氣に切り替えなくて大丈夫です。今日はひとつの工程だけ、新しい手順を混ぜてみてください。
- 人間関係
- 同じ家で暮らす人や親しい友人と、片づけや時間の使い方の基準が違っている場面です。どちらかに寄せるより、真ん中の一案を出してみてください。折り合いは、混ぜながら見つかります。
- 自分のこと
- 始めたばかりのことを、毎日全力か、やめるかの二択にしているところです。今日は七割の日で大丈夫です。ひとつ進めて、ひとつ休む。その配分の一日を、味見してみてください。
逆位置で出たとき
混ぜ合わせる手が急いで、濃さがかたよっています。片方に注ぎすぎたり、水で薄めすぎたり、ちょうどよい所を通り過ぎているのかもしれません。あるいは待ちきれず、一足飛びに結論へ行こうとしています。ちょうどよさは、急いだ手には見つかりません。足したくなった時に、一度だけ手を止めて味を見てみてください。
- 恋愛で
- 近づく速さと引く速さがそろわず、温度が定まらないようです。お相手の側に出たなら、続けられる濃さを探している姿に映ります。あなたの心地よい速さを、先に知ってみてください。
絵からのヒント
- 二つの杯を行き来する水
- 強すぎるものを、ちょうどよく薄めています
- 川に浸した片方の足
- 片方は地に、片方は水に。どちらにも属しています
- 静かに伏せたまなざし
- 急いでいません
- 夕暮れの空と、遠くの城
- はげしい変化のあとの、おだやかな時間
一足飛びに手に入る幸せは、失うのも早いのです。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。