
今日のあなたへ
夜中に考えごとがふくらんで、眠れなくなっていませんか。昼間なら笑えることが、暗くなると大きく見えてしまう時です。心配ごとが、頭の中で列を作っています。
このカードの芯は、その苦しみは、目の前ではなく、頭の中で起きているということです。壁の剣は九本ありますが、少女に触れているものは一本もありません。
今日は、心配ごとを紙に書き出して、数を数えてみてください。書いた数が、頭の中の数より少ないと氣づけたら、それで十分です。
たとえば
たとえば、鍵を閉めたか不安になって戻ると、ちゃんと閉まっている。頭の中で開いていた扉は、家の扉ではありません。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 会った時のこの人の表情を、夜になって別の意味に読み替えています。昼に見たもののほうが、想像より近くにありました。明日の昼の目で、見直して大丈夫です。
- 仕事
- 明日の発表で起きそうな失敗を、寝床で順番に並べています。並べた失敗は、頭の中でだけ起きています。明日、実際に起きたものだけを、相手にすれば足ります。
- 人間関係
- 何げなく言った一言が、相手を傷つけたのではと、夜に何度も巻き戻しています。巻き戻すたびに、一言は大きくなります。氣になるなら、明日その人の顔を見てから決めても遅くありません。
- 自分のこと
- 今日の自分の振る舞いを、布団の中で一つずつ点検し直しています。点検表を持っているのは、夜のあなただけです。朝に読み返すと、印の数は減ります。今夜の点検は、ここで閉じて大丈夫です。
逆位置で出たとき
夜が、明け始めているようです。壁の剣は、朝の光で実際の大きさに戻っていきます。減った心配を、まだ胸の中で数え続けているかもしれません。朝まで残った心配だけを、本当の数として数え直す時です。書き出した心配の、消えたものに線を引いてみてください。つらさが続くなら、相談の窓口を頼って大丈夫です。
- 恋愛で
- 不安がふくらんでいた時間を、抜け出しかけているように映ります。お相手の側に出たなら、考えごとから顔を上げかけているようです。夜の言葉は朝まで置いて、残ったものだけを確かめてみてください。
絵からのヒント
- 夜、ベッドの上で頬に手を当てる少女
- 眠れないまま、考えごとが止まらない姿
- 壁に並んだ九本の剣
- 刺さっていません。頭の中で並べた心配ごとの数
- 窓の三日月と、街の明かり
- 外の夜は、思っているより穏やかに更けている
- 布団の上で寄り添う、シマエナガのつむぎ
- 眠れない夜にも、ひとりではない
剣はすべて壁の上です。少女の体には、一本も触れていません。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。