
今日のあなたへ
いちばん底まで来た、と感じている時です。もう持てないほどの重さを、両手に抱えているかもしれません。この一枚が伝えているのは、底に着いたという事実のほうです。
このカードの芯は、これ以上暗くはならず、あとは夜が明けるだけだということです。絵の少女は倒れていません。剣を束ねたまま、朝日のほうへ顔を向けています。
今日は、終わったことを、終わったと口に出してみてください。無理に立て直さなくて大丈夫です。休むのも一歩です。
たとえば
たとえば、長い停電の夜、ろうそくが尽きたあとに、窓がうす青くなってくる。暗さは、ここまでで終わりです。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- この恋はここまでかもしれない、と底が見えた夜です。底で見えるのは、好きだった自分の深さでもあります。朝まで、何も決めなくて大丈夫です。
- 仕事
- 力を尽くした取り組みが、結果を出せずに幕を下ろしました。悔しさの量は、注いだ量です。今日は、次の企画書を開かなくて構いません。片づけだけが、この日の仕事で足ります。
- 人間関係
- ある付き合いが、いつのまにか終わっていたと氣づいた時です。氣づけたのは、その時間を大切にしていたからです。その人との思い出は、良いものも含めて、そのままにして大丈夫です。
- 自分のこと
- これまでのやり方を、全部まちがいだったと感じる時です。底で見えるのは、まちがいより、要らなくなったものの一覧です。どれも、ここまであなたを運んだものです。置いていって大丈夫です。
逆位置で出たとき
束ねた剣が、一本ずつ軽くなり始めています。底に着く時間は過ぎて、下ろす順番を選ぶ段階のようです。終わったものを終わったと認めきれず、束ねた剣を降ろす手が止まることもあります。剣を下ろす順番は、いちばん軽いものからで構いません。今日は、要らないと分かっている一本を、草の上に横たえてみてください。
- 恋愛で
- 形の終わりを認めかけて、顔を上げる力が戻り始めているようです。お相手の側に出たなら、重さを下ろす順番を探しているように映ります。終わったと認めた先で、朝の方角を確かめてみてください。
絵からのヒント
- 丘の上に立ち、十本の剣を両手に束ねた少女
- 倒れていません。重さを全部、自分で持って立っている
- 振り返った先の、昇る朝日
- いちばん暗い所を過ぎて、光のほうを見ている
- 左に残る夜空と、右にひろがる朝の雲
- 夜と朝が、同じ一枚に描かれている
- 光のほうへ飛ぶ、シマエナガのつむぎ
- 夜明けの方角を、先に示している
これは倒れる絵ではなく、夜明けを振り返って見る絵です。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。