
今日のあなたへ
寒さや心細さの中を、うつむいて歩いている時かもしれません。足りないものばかりが目に入り、まわりを見る余裕を失いやすい時です。
絵の中の人のすぐ横で、五枚の金貨を映した窓が明るく灯っています。助けは、思っているより近くにあります。うつむいているぶんだけ、それが目に入りにくいだけです。
今日は、ひとつだけ顔を上げて、頼れそうな場所を探してみてください。扉を叩くのは、明日でも大丈夫です。
たとえば
たとえば、重い荷物を抱えて階段を上ると、後ろから「持ちますか」と声がかかる。声は、顔を上げた高さにあります。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 恋で心細いのに、この人に重いと思われないよう平氣な顔をしている場面です。言えない心細さは、近くの手も遠く見せます。「少し心細い」の一言で足ります。
- 仕事
- 聞いたら評価が下がると思って、分からないことをひとりで調べ続けています。聞かれる側にとって、質問は重荷とは限りません。隣の人の手が止まった時に、質問を一つ渡してみてください。
- 人間関係
- 余裕がなくて、家族や友人の集まりを断り続けている時です。断ることは、輪から出ることと同じではありません。今日は断りの言葉に「落ち着いたら行きたい」を添えるだけで十分です。
- 自分のこと
- うつむく日が続いて、自分にかける言葉まで寒くなっています。心細い時の自分には、叱る言葉より上着のような言葉が要ります。誰かに言うつもりの優しい一言を、先に自分に言って大丈夫です。
逆位置で出たとき
うつむいていた顔が、少し上がってきたようです。雪の中で、横の窓に灯る金貨が視界の端に入り始めています。灯りに氣づいても、扉を叩くのはためらうかもしれません。窓の光に氣づけた時点で、いちばん寒い時間は過ぎています。扉はまだ叩かなくて構いません。灯りのある場所の名前を、ひとつ思い浮かべてみてください。
- 恋愛で
- 余裕のなさが和らいできたようです。お相手の側に出たなら、手一杯の時間を抜けかけているように映ります。灯りに氣づけた側から、声のかけ方は変わります。今日はひとりにだけ、近況を渡してみてください。
絵からのヒント
- 雪の中を裸足で歩く少女
- 寒さの中でも、足は止まらずに前へ動いています
- 杖をつき、うつむいて歩く人
- つらい時に、同じ道を歩いている人がいます
- 五枚の金貨が灯る窓
- 光は、遠くよりすぐそばの窓に灯っています
- 肩のそばを飛ぶつむぎ
- うつむいた時も、ひとりきりではありません
うつむいた目が、すぐそばの光を見落としています
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。