
今日のあなたへ
大切なものを、手放さないように抱えている時です。守りたい氣持ちは自然ですが、腕に力が入りすぎているかもしれません。
絵の中の人は、金貨を胸に抱き、足の下にも一枚置いています。守ることと、動けなくなることは、紙一重です。安定は手に入っていますが、景色が後ろにあります。
今日は、抱えているもののひとつだけ、手をゆるめてみてください。落ちないことを確かめるだけで足ります。
たとえば
たとえば、大切な傘を失くしたくなくて、雨の日も置き傘のまま濡れて帰る。守った傘は、今日は誰も守っていません。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- いまの関係を変えたくなくて、新しい誘いを出せずにいます。守っているのは、変わらない毎日のほうかもしれません。会う場所を一つ変えるところからで十分です。
- 仕事
- 集めた資料や覚えたコツを、自分の手元にしまったままにしている時です。持っていることと、使えていることは同じではありません。そのうちの一つを、同僚の見えるところへ出してみてください。
- 人間関係
- 長く付き合ってきた人たちの輪に、新しい人が入ってくることに身構えています。守ってきた輪が、増えたぶんだけ薄まるとは限りません。今日は、席を一つ寄せる側になってみてください。
- 自分のこと
- 決めた手順や日課を、一度崩すと全部が崩れる氣がして、変えられずにいます。守っているのは手順というより、崩れないという安心のほうです。順番を一つ入れ替えても、日課は消えません。
逆位置で出たとき
胸に抱えた腕から、少し力が抜けてきたようです。置いてみたら思ったより軽く、消えもしなかったと氣づき始めています。ただ、ゆるめた勢いで、守りたいものまで手から離してしまう心配もあります。ゆるめることと、手放すことは、別の動きです。今日は、背中の街を一度だけ振り向いてみてください。
- 恋愛で
- 守る力が、少しゆるみ始めているように映ります。お相手の側に出たなら、守っていたものから手を離しかけているようです。全部を開こうとせず、安心して置けるひとつから試してみてください。
絵からのヒント
- 胸に抱えた一枚の金貨
- 失いたくないものを、両腕で守っています
- 足の下と両脇の三枚
- 守るために、動ける範囲が狭くなっています
- 背中の向こうの街と湖
- 守っている間、景色は後ろに置かれています
- 欄干の上から見つめるつむぎ
- 力の入った手を、そっと見ているものがいます
守る手に力が入るほど、腕は動かせなくなります
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。