
今日のあなたへ
思い描いていたものが、手でさわれるところまで近づいてきています。まだ小さくても、たしかな手ごたえのある始まりです。
雲から差し出された金貨を、絵の中の人は両手で受けとろうとしています。夢は、頭の中より手の中で育ちます。考えるだけだった時間が、いま終わろうとしています。
今日は、思い描いたことをひとつ、目に見えるかたちにしてみてください。書き出すだけでも、種は土に落ちます。
たとえば
たとえば、行きたい街の地図を一枚買って、机に広げておく。指でたどった道が、次にすることを教えてくれます。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 頭の中で何度も思い返すうちに、その人が実物より少し大きくなっています。次に会う時は、想像と比べずに、その人の声をそのまま聞いてみてください。
- 仕事
- 新しい取り組みを、計画書が整ってから始めようとしている時です。計画は、手で触れる一つができたあとのほうが正確になります。今日は、いちばん小さな試作を一つ、形にしてみてください。
- 人間関係
- 新しい場所で、まだ挨拶しか交わしていない人がいます。親しくなる道筋を頭で描くより、小さなやりとりを一つ重ねるほうが早く育ちます。挨拶のあとに一言だけ足せば十分です。
- 自分のこと
- 暮らしを変えたい氣持ちはあるのに、大きすぎて何から手をつければよいか分からずにいます。夢は、手が届く大きさに切ると始まります。部屋の中の一か所だけ、手で触れて変えてみてください。
逆位置で出たとき
差し出された金貨は見えているのに、手がまだ届いていないようです。夢が、暮らしの側へまだ降りてきていません。受けとる資格が自分にあるのかと迷って、手を途中で止めているのかもしれません。種はまだ雲の中にあるだけで、消えてはいません。今日は、受けとる代わりに、置き場所をひとつ用意してみてください。
- 恋愛で
- 始まりかけの氣持ちが、形になる前で止まっているように映ります。お相手の側に出たなら、手を伸ばしきれずにいるようです。あの人の手を待つより、受けとれる小さなひとつを決めてみてください。
絵からのヒント
- 雲から差し出される金貨
- まだ誰のものでもない、始まりの種です
- 両手を上げて受けとる少女
- 受けとる手が、夢を現実の側へ引き寄せます
- 白い花の咲く庭と噴水
- かたちになるものは、暮らしの中で育ちます
- 金貨のそばを飛ぶつむぎ
- 始まりのそばには、いつも小さな見守りがいます
夢は、受けとった手の中でかたちになり始めます
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。