
今日のあなたへ
いまいる場所から、そっと離れたい氣持ちがある時です。悪くはない、むしろ満ちている。それでも、ここではない場所に呼ばれている感じが消えません。
この一枚は、積み上げたものを置いてでも、行きたい場所があると語っています。絵の少女は、八つの杯を積んだまま坂を上っています。捨てているのではなく、選んでいます。
今日は、置いていくものを一つ、心の中で決めてみてください。実際に手放すのは、まだ先で大丈夫です。
たとえば
たとえば、悪くなかった常連の店に、ある日から足が向かなくなる。飽きたのではなく、別の景色を見たくなった足です。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 長く氣にかけてきた人から、そっと目を離したくなっている場面です。冷めたわけではありません。あなたの時間を、あなたに返しはじめているだけです。
- 仕事
- 慣れた仕事が、これ以上うまくはならないと感じはじめています。先を見たくなるのは、怠けではありません。大きく動くと決める前に、いまの場所で試せる新しい一つを、今週やってみてください。
- 人間関係
- 昔からの付き合いより、新しく知り合った人の中にいるほうが、自分らしく感じている時です。昔の輪を裏切っているわけではありません。両方を持ったまま、新しいほうへ足を向けて大丈夫です。
- 自分のこと
- ここではない場所へ、と思う自分を、わがままだと責めているところです。満ちた場所を離れたくなるのは、次を知ったからです。責める前に、その氣持ちを一日だけ持ち歩いてみてください。
逆位置で出たとき
坂の途中で、足が止まっています。置いてきた杯が氣になって、振り返っている。反対に、置いていく必要はなかったと氣づいて、杯のところへ戻る時もあります。坂の途中で止まるのは、迷いではなく、置いていくものを確かめる時間です。行くか残るかを今日決めなくて大丈夫です。いま見える灯りをひとつ、数えてみてください。
- 恋愛で
- 離れる決心が途中で止まり、振り返っているようです。お相手の側に出たなら、坂を上りかけて足を止めているように映ります。決める前に、守りたいものをひとつ数えてみてください。
絵からのヒント
- 背を向けて坂を上る少女
- 置いてきた杯を、もう見ていません
- 積まれたままの八つの杯
- 満たされていたものを、そのままにして行きます
- 山道に並ぶ灯り
- 行く先は暗くても、道は先まで照らされています
- 並んで飛ぶシマエナガのつむぎ
- ひとりで発つように見えて、ひとりではありません
置いていくのは、捨てることではなく、選ぶことです。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。