
今日のあなたへ
心のどこかが、ふいにやわらかくなっている時です。理由のはっきりしない嬉しさや、誰かを思う氣持ちが、胸の奥からあふれそうになっているのかもしれません。
このカードは、愛は探しにいくものというより、もう注がれているものだと伝えています。絵の少女は、手のひらを上に向けているだけです。受け取る側に立った時、水は自然に落ちてきます。
今日は、すでに手もとにある温かさをひとつ数えてみてください。誰かの一言でも、自分への小さな許しでも構いません。
たとえば
たとえば、玄関の傘立てに、誰かが自分の分の傘を立てておいてくれた。探す前から、もう届いているものがあります。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- ひさしぶりに人を好きだと思えた自分に、少し戸惑っている場面です。この氣持ちは、相手の答えより先に、あなたに届いた贈り物です。
- 仕事
- 同僚からの手助けを、借りを作るようで断ってしまう癖が出ています。手を差し出された側に立つのも、仕事のうちです。断る前に、一度うなずいてみてください。
- 人間関係
- 誰かに何かしてもらった時、すぐにお返しを考えてしまうところです。受け取った時間も、付き合いのうちです。返す前に、もらったままの時間を、少し置いておいて大丈夫です。
- 自分のこと
- 自分のことは後回し、が癖になっているところです。誰かに使ったあとの残り時間ではなく、先に自分の時間を取っておくのも、順番のうちです。今日の分は、自分から取って大丈夫です。
逆位置で出たとき
杯は差し出されているのに、水がまだ手のひらに届いていません。氣持ちは動いているのに形にならなかったり、注がれているものを疑って手を引っ込めたり。あるいは、器のほうがふさがっていて、受け取る場所がない。水は、器が空くまで待ってくれます。今日は、手のひらを上に向ける練習だけしてみてください。
- 恋愛で
- 芽生えた氣持ちが、言葉になる前で止まっているのかもしれません。お相手の側に出たなら、動いてはいても形を選べずにいるようです。受け取る手を先に空けてみてください。
絵からのヒント
- 空から差し出された金の杯
- 持ち主の手は見えません。ただ、注がれています
- 杯からあふれて湖へ落ちる水
- 受け取る前から、もう流れはじめているもの
- 両手を上げて見上げる少女
- つかもうとせず、手のひらを上に向けています
- 湖に浮かぶ白い睡蓮
- 水のあるところに、ひらく花があります
探しにいく前に、もうこぼれるほど注がれています。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。