
今日のあなたへ
なんとなく、物足りない時です。持っていないわけでも、困っているわけでもないのに、心が動かない。そんなくすんだ感じが、胸のあたりに居座っているのかもしれません。
この一枚は、探している答えは目の前ではなく、すぐ横にあると伝えています。少女は三つの杯に飽きていて、横の四つ目の杯に氣づいていません。足りないのは杯の数より、目の向きのほうです。
今日は、顔を上げて横を見てみてください。すでに差し出されているものが、ひとつ見つかるかもしれません。
たとえば
たとえば、鍵が見つからず、同じかばんを三度探る。四度目に手を入れるのは、隣のポケットです。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- いつも同じやりとりの恋に、退屈を感じはじめた場面です。退屈は、飽きたしるしとは限りません。次の話題は、たいてい目の前ではなく、すぐ横に座っています。
- 仕事
- 毎日同じ作業を、こなすだけになっていませんか。別の部署を思い描くより先に、隣の席の人が何をしているかを、一度のぞいてみてください。答えは、たいてい横に座っています。
- 人間関係
- いつもの顔ぶれとの付き合いを、なんとなく色あせて感じている時です。新しい人を求める前に、いつもの人の、まだ聞いていない話が一つあります。その人に、初めての質問をしてみませんか。
- 自分のこと
- 何をしても心が動かない日が続いて、自分がつまらなくなった氣がしているところです。動かないのは心ではなく、向いている方角のほうです。窓の外の、いつも見ていない側を眺めてみてください。
逆位置で出たとき
頬づえをついていた顔が、少しだけ上がりはじめています。飽きていた三つの杯の横に、四つ目があると氣づく手前。反対に、さらに目を伏せて、差し出されたものを見ないと決めてしまう時もあります。氣づく日は、待つものではなく、顔を上げた日です。今日は、横にあるものをひとつだけ手に取ってみてください。
- 恋愛で
- 色あせていたものが、少しずつ色を取り戻しているようです。お相手の側に出たなら、伏せていた顔が少し上がりかけて見えます。杯を、いつもと違う場所に置いてみてください。
絵からのヒント
- 頬づえをついて、うつむく少女
- 目の前の三つの杯を、もう見飽きています
- 雲から差し出される四つ目の杯
- すぐ横にあるのに、少女はまだ氣づいていません
- 足もとに並ぶ三つの杯
- 持っているものは、慣れると見えなくなります
- 花の咲く木の下
- 飽きている場所も、よく見れば満開です
うつむいた目の高さに、差し出された杯は入りません。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。