
今日のあなたへ
ふたつの選択肢の間で、動けなくなっている時です。どちらにも理由があって、どちらにも捨てがたいものがある。だから目を閉じて、時間を止めているのかもしれません。
このカードの芯は、目を閉じているのは、外を見ないためではなく、心の声を探すためだということです。決められないのは弱さというより、まだ聞き終えていないだけです。
今日は決めなくて大丈夫です。代わりに、どちらを選んでも守りたいものを、ひとつだけ書いてみてください。
たとえば
たとえば、返事を求められて「少し考えさせて」と言った日。その間は、逃げた時間より、答えを聞きに行く時間です。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 告げるか、胸にしまうかで、答えを出さないままの日々です。迷いが長いのは、どちらの道にもこの人がいるからです。迷えるほど好きな自分を、認めて構いません。
- 仕事
- 上からの提案に即答しなかった自分を、頼りないと感じています。即答を控えたのは、材料が足りないと見抜いていたからです。返事の前に、確かめたい点を一つ、相手に聞いてみてください。
- 人間関係
- 家族の言い分と、自分の考えが、同じ重さで並んでいるところです。片方を切れば、切った側が痛みます。決めるより先に、相手の言い分を、一度そのまま声にして言い直してみてください。
- 自分のこと
- 習いごとを続けるかやめるか、毎週同じ曜日に考え直しています。戻ってくる問いは、材料が集まりきっていないだけです。楽しかった回と重かった回を数えてから、決めて構いません。
逆位置で出たとき
決めない時間が、長く続いて重くなってきたようです。目を閉じたまま立っているのが、そろそろ苦しくなっているのかもしれません。それは限界というより、心の声を聞き終えた合図です。閉じていたまぶたは、少しだけ開きかけています。目を開けても、剣を両方おろさなくて構いません。まず片方の剣を、地面に立ててみてください。
- 恋愛で
- 保留が長くなり、決めないことのほうが重くなっているように映ります。お相手の側に出たなら、答えを止めたまま疲れているようです。あなたが目を開けて見たいものをひとつ選んでみてください。
絵からのヒント
- 目を閉じ、胸の前で交差させた二本の剣
- 外の情報を閉じて、内側の声を聞いている姿
- 夜の海に映る三日月と、遠い灯台
- 答えの方角は、夜の水面にもう映っている
- 石段のそばの、シマエナガのつむぎ
- 決めきれない時間にも、ひとりではない
- すぐそばの小さなランタン
- 目を開けてみれば、足もとは明るい
目隠しはありません。まぶたを閉じたのも、開けるのも、自分です。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。