
今日のあなたへ
今の自分にとって何が正しいのか、心の奥はとっくに知っています。本意ではない答えだから、迷いを理由に、決めるのを先のばしにしているのかもしれません。
このカードがたずねてくるのは、正しいか間違いかではなく、「天秤は水平かしら」ということです。こちらからばかり与えて何も返ってこないなら、天秤は傾いたまま。逆に、心の向いていない相手から受けとりすぎても、やはり傾きます。
釣り合いが取れないまま続くと、どこかで無理が出てきます。感情ではなく、事実を見つめてみてください。
たとえば
たとえば、ゆずってばかりの一日の終わりに、自分の皿が空になっていると氣づく。その重さを、まず見る日です。
テーマ別の読み
- 恋愛・パートナー
- 会うたびに聞き役になって、自分の話は削っている場面です。相手の話を大切にするのと、自分を引き算するのは別のことです。今日はあなたの近況をひとつ、削らずに置いてみてください。
- 仕事
- 頼まれごとを引き受ける量と、返ってくる時間や評価が釣り合っていない時です。次の一件は、断らなくて構いません。「いまの手持ちだと来週になります」と、期日を添えて返してみてください。
- 人間関係
- 家の段取りや集まりの手配が、決まった一人に集まりつづけています。その一人があなたなら、今日は「これを手伝ってほしい」を、名前を呼んで頼んでみてください。天秤は、それで動きます。
- 自分のこと
- 努力の量と、自分につける点数が合っていない場面です。氣分で採点すると、皿はいつも軽く見えます。今日済ませたことを、良い悪いを付けずに、数として並べてみてください。
逆位置で出たとき
天秤の傾きに氣づきながら、見ないふりをしています。感情を先に見て、事実を数える手が止まっているのかもしれません。公平でいようとして、自分の皿だけ軽く見積もることもあります。見ないふりをしても、天秤の傾きは変わりません。今日は差し出したものと返ってきたものを、紙に並べてみてください。
- 恋愛で
- 傾きを感じながら、決めるのを先送りにしているようです。お相手の側に出たなら、返し方が分からずにいる姿に映ります。あなたが無理をしていないかを、先に量ってみてください。
絵からのヒント
- 右手にまっすぐ立てた剣
- 感情ではなく、思考。冷静に見極める力
- 左手からさがる天秤
- いま、水平でしょうか。それとも傾いているでしょうか
- こちらをまっすぐ見る目
- 目をそらさずに見る、というしるし
- 背後にひかえる、シマエナガのつむぎ
- 見ていないようで、ちゃんと見ています
天秤にのせて、水平なら受けとる。かたむいたら、剣で断つ。
※ 文は「ことはのタロット」と同じものです。鑑定士の監修前の箇所があります。自己理解と娯楽のためにお使いください。